暑さは人をだめにする...。
せっかく、出張が取りやめになってできた時間だが何もやる気が起きない。
それでも買い物に行かなくては野菜がない。
せめて家にいる時ぐらい、しっかり、ご飯作らないとね。
買い物途中で本屋に。
小さい時から本が好きだ。
活字中毒かもしれない。読む物がないと新聞の広告欄さえ読んでいる。
最近は音楽雑誌の棚も必ずチェックするようになった。
そろそろ、ワンオクのアリーナツアーの記事が出てくるはず。
ありました(笑)
『音楽と人』と『RollingStone』
音楽と人の方は、無難な記事だった。
ライブの感想記事だったが、ムジカやロッキンよりはよかったかな。
文章も音楽や映画の好き嫌いと同じで、自分の感性と相性が悪いと何が言いたいのか分からない。
逆に、たった1行の文章で書いた人の想いが伝わる事もある。
RollingStone。初めて読んだかも。おもしろかった。
ライブレポートとTakaさんのインタビュー付き。
リハーサル風景や、当日の流れ、ライブ内容なども分かりやすい。
けして観ることのできない風景が書かれていた。
楽屋は禁煙室と喫煙室とに分かれていたそうだ。(ここ、けっこう心配しているファンは多いはず。Takaさんは当然、禁煙室)
開演まえの会場内BGMはTakaさんいわく『今回はToruが作ったと思う』
ライブ中のMCも丁寧に載せている。Takaさんの言葉だともう少し分かりにくかったんじゃない?とは思ったが、奇麗にスッキリと分かりやすく紹介されている。
横浜アリーナ3日目のレポートなのでお得感がある。この日も行きたかった...。
インタビューで仙台のライブについても話していた。
『お客さんがもう、凄っかたなあ。ノリというか、求めてくれている感じというか。震災以降、仙台の人達の気持ちがちょっと変わってきているなって。今を楽しむことに対するモチベーションがすごく高い気がする。だから、自然とこっちもテンション上がるし。』
『1日目の自分達の出来が今ひとつで、”もっとできたんじゃないか?”って部分があって、2日目を迎えるのが怖かったんです。でも、2日目は最高だったんですよ。』
『2日間で両極端なところを味わって、そういう振り幅があると面白いですし、ツアーの醍醐味でもあるのかなと思います』
そう、仙台1日目。曲と曲の間が少し空いていた。横浜アリーナと比べると、すこし重い感じがしたのは確か。1曲1曲ののクオリティーは変わらないけど、MCも慎重な感じがした。
震災を経験して、それでも毎日を生きている人にかける言葉。
何が言えるだろう。
震災後、6月には仙台に仕事に行った。その後も東北、特に福島へ仕事に行くとよく言われた事がある。
『こんな時に来るのはいやだったでしょう』『こんな時に来るのは怖いでしょう』『こんな時に来てくれてありがとう』
答える言葉はでてこない。ただ、行き続ける事でしか気持ちを伝えられなかった。
ワンオクもそんな感じだったのかなとライブの後に思った。
でも1日目のWherever you areとBe the lightは横アリより絶対よかった。
バンドの規模が大きくなる事の怖さや、あせりについても。
おもしろかったのはTakaさんの日常について。
音楽のことしか考えてなくて、それだと疲れるから友達と飲みに行ったりご飯食べたり。そこでもまた音楽の話しになって、そうするとまたいろんなことを考えちゃたり。
前にV.I.PでSiMのMAHさんと対談した時に話していた、coldrainのMasatoさんを泣かした顛末が語られていた。Vo同士の話、おもしろかった。
お父さんの事も。
『今日、親父がびっくりしてメールしてきましたよ。”お前らヨーロッパでライブするのか?凄いなあ”みたいな(笑)』 よかったね...。
でも、この記事で一番嬉しかった部分はここ!
『親父くらいの世代の人たちが『好きです』って言ってくれると、僕らも前の世代からちゃんとどこか継承してきてるものがあるんだなって感じがするし、しあわせな気持ちになります』
お父さんでなく、お母さんの世代ですが、大好きです。
ワンオクの記事だけでなくGLAYやクリープハイプの記事もおもしろかった。
なかなかお得な690円だった。