最近、Pay money To my Painのアルバム、geneばかり聴いてる。
通称P.T.P。”俺の痛みに金を払え”と言うバンド名。ここにも身を削って音楽をやっている人達がいる。
VoのKさんが昨年の年末に急逝され、当時制作中だったアルバムが先日発売された。
当時、曲は出来上がっており、楽器隊の音入れとKさんの歌録も何曲か済んでいた中での訃報。
発売に際してのインタビューを読むと
Kさんが精神的な疾患を抱えたなかで、入退院を繰り返しながらも活動を続けていたそう。
ツアーはキャンセルになったが、それでも少しずつ制作していたアルバムをどうするか?
アルバムを出す事はすぐに決まったが、歌録ってない曲はどうするのか?その曲は入れないのか、インストで出すのか、Voを入れて出すのか?
ゲストVoを入れてやろうというのは早い段階で決まっていたらしい。
ゲストVoを選んだ基準はKさんが仲が良かったVo、KさんがVoリストとしてリスペクトしてる人たち。でも作品にするわけだから、Kさんが日頃から”あいつの歌すげえな”って言ってた人たち。なおかつ曲調に会う人。
いろいろ名前があがったなかで、Takaさんも1曲、"Voice"を歌っている。作詞はTakaさん。
もともとあったメロディをTakaさんが少しアレンジしたが、ほとんどそのまんま歌っているらしい。
ゲストVoを入れたアルバムの詳細を発表した時にネガティブな意見がすごく多くてメンバーは傷ついたそう。
色んな意見はあると思うけど自分達はこれがベストだと思って人選し、結果、最高のものができた。
P.T.Pが最良だと考え抜いた選択だと思って、とにかく一度聴いてほしい。
好き嫌いや名前みてその人の性格判断したりできないんだから、聴いてから判断しろ、と。
アルバムの発売前も発売後もTakaさんの歌について、P.T.Pのファンサイトでは否定的な意見も多い。
アイドルバンド、ロックじゃなくてポップ、親の七光りバンド、P.T.Pのアルバムなのに日本語詞。
どうしていつまでもこんな風に言われるんだろう。
好き嫌いは仕方ない。でもそうじゃないよね?もう名前だけで決めつけてるよね?
Takaさんのことだけじゃないんだろうけど、P.T.Pのメンバーもそんな所を怒ってくれている。
まあ、P.T.P初の日本語詞。受け入れられない人もいるのかも。
でもTakaさんは自分のために作ったんじゃないよ、絶対に。
Kさんのことを考えて、想って、真剣に作って歌ったはず。
P.T.Pのメンバーはちゃんとわかってくれている。
言葉の選び方が凄い刺さる。ぼんやりと心の中で理解していたこととかを、Takaは言葉にしてくれたのかなって気がして、モヤモヤしていることが、その歌詞を聴いてはっきり分かった。
この歌詞の内容を歌うのはあいつも勇気がいることだし、P.T.Pでこういう内容を歌うのはTaka自身がすごく考え抜いた事。
この"Voice"について、Takaさんについて、自分達の考えをしっかり話してくれている。
それだけネガティブな意見が多かったって事なのかもしれないけど。
ONE OK ROCKだけでなく、たくさんのバンドマン、たくさんのP.T.Pのファンにとって、大切なKさん。
だからこそ、Takaさんを否定するためだけに、聴かないでほしい。
曲を作ったPABLOさんがこの曲は今まで自分が取り組んできたものを、やっと越えられたと思った曲で、だからこそ
「この曲をどれだけ俺はKに歌ってほしかったかっていう...」
Kさんに歌ってもらうために作くられた大切な曲。
フリーマガジン2013.11月号掲載のP.T.Pのインタビュー。
要約をちょっとブログに、とするのはどうかと思う内容の濃い記事です。
激ロックで検索すれば読めます。
2011.08.30対バン後のブログより
P.T.P×OOR
なんばHatch
死んでもいいやって思えるライブなんか、今までもなかったし、これからもないかもしれないけど
あの日はそんな気持ちでした
あんな解放された気持ちになったのは初めてだ。
ほんまにありがとう。
やっぱり、俺はPay money To my Painというバンドが死ぬほど好きなんやなあと改めて思った。
PTPの音楽に触れる度に、一緒にやる度に、バンドにとって一番大事なことを教えてくれる。
最後にみんなで作り上げた
「GAME OVER」
に、そのすべてが詰まっている気がした。
俺の一番リスペクトしているZAXさんと、肩を並べ...いや、ドラムを並べて一緒にプレイできたなんてこんなうれしいことはないよ!
とにかく、余韻たっぷりの最高のイベントやった!
Tomoya(ONE OK ROCK)
昨日は最高のLIVEだった。
MCでも言ったけど自分達の足で自分達の意思でハッチに来てくれた皆、本当にbig respect.
そして色々なことを気づかせてくれたone ok rock.本当にありがとう。
最後のコラボもマジ楽しくて、音楽でいくかと思った。(失礼!)
いまでも昨日のLIVEの事が忘れられなくて、身体はクタクタなのに心はこの先の未来のことを感じている。
みんな迷ったらlust follow your heart.
感じたままに、生きてください。
最後にハッチに来てくれたみんな、そしてこれをよんでくれているみんな。
明日に保険は誰にもかけられねーんだから、今を精一杯生きてやろうぜ。
お前でも、信じらんねーくらい強くて優しいのがお前なんだよ。
行こうぜ
その先の未来へ ptp vo,K